カシメ機の種類を紹介!リベッティングマシンの選び方や導入時のポイント

2026年3月11日

カシメ 機 種類 カシメ機の画像

カシメ機(リベッティングマシン)の種類にはなにがある?

カシメ機(リベッティングマシン)には種類があり、加工原理・構造・用途などの違いによって分類されます。代表的なものとしては、スピンカシメ機とプレスカシメ機があります。

本記事では、スピンカシメ機とプレスカシメ機の二種類のカシメ機の特徴と、加工対象の製品に合った種類を選ぶ際に押さえておきたいポイントについて詳しく見ていきましょう。

カシメ機の種類と選び方を理解し、より自社の作業に最適な機種の導入につなげてみてください。

カシメ機の種類①スピンカシメ機

スピンカシメ機は、リベットなどのカシメ部品を回転させながら加圧、変形させて、部品同士を締結する種類のカシメ機です。この方式では、プレス式と比べて少ない加圧力で加工できるというメリットがあります。仕上がりの精度が高く、振動や騒音を抑えられる点も特徴です。

母材へのダメージを最小限に抑えられるため、樹脂などの繊細な製品のカシメ加工にも適しています。

スピンカシメ機にはサーボ(電動)式、空圧式、油圧式といった種類があり、加工内容や設置環境に応じて選定が必要です。

弘機商会では、サーボ(電動)式、空圧式のスピンカシメ機の製造販売をおこなっております。お客様のご要望に応じて最適な種類やカスタマイズをご提案しますので、お気軽にご相談ください。
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カシメ機の種類②プレスカシメ機

プレスカシメ機は、上下の金型でリベットを一気に押し潰して変形させることで対象を締結させる種類のカシメ機です。

大きな圧力を短時間で加えるため、加工速度が非常に速く、サイクルタイムの短縮に役立ちます。大量生産ラインにおいては、この高速性と安定性が大きなメリットとなります。

装置の構造が比較的シンプルで、導入コストを抑えやすく、初期投資に制約のある現場でも採用しやすい点も特徴です。

ただし、大きな加圧力によって母材にダメージがおよびやすく、樹脂や薄板などの繊細な製品には不向きなことがあります。また、加工時に発生する振動や騒音が大きいため、防音・防振対策も必要です。

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カシメ機(リベッティングマシン)の種類の選び方

カシメ機を選ぶ際には、単に種類の違いを把握するだけでなく、導入後の運用までを見据えた多角的な視点が大切です。

とくに注目すべきは、仕上がりの品質と母材への影響、設置環境とコスト、導入後のサポート体制の三つの軸です。

生産ラインの自動化や作業品質の安定化を目指すにあたって、カシメ機選びは製造現場全体のパフォーマンスに大きな影響を与えます。これらを総合的に検討することで、自社に最適な種類のカシメ機を選べるでしょう。

ここでは、三つの観点から選定時のポイントを詳しく解説していきます。

仕上がりと母材への影響で選ぶ

カシメ機の種類を選ぶうえで、加工後の仕上がりの品質と母材への影響は非常に重要な判断基準です。

たとえば、精密な仕上がりや可動部品のように微細な動作が求められる場合には、低加圧で変形させるスピンカシメ機が適しています。樹脂部品や薄板のように、比較的やわらかい素材に対しても、スピンカシメなら損傷を抑えながら締結が可能です。

一方、金属板など高硬度の製品や大きな加圧力を必要とする製品には、プレスカシメ機が適しており、加工時間の短縮にもつながります。

ワークの材質、板厚、仕上がり精度といった条件に応じて、最適な種類のカシメ機を選びましょう。

設置スペースやコストで選ぶ

カシメ機の導入を検討する際は、設置スペースと予算のバランスも重要な要素です。

限られた工場内のスペースでは、卓上型のカシメ機が有利です。小型で設置しやすいため、中小ロットの生産や試作ラインに適しており、比較的安価に導入できます。

一方、量産体制を重視する場合は、剛性と安定性に優れたコラム型の機種が有利です。

初期投資だけでなく、ランニングコストも選定における大きな判断材料です。メンテナンス頻度、消耗品のコスト、エネルギー消費量なども事前に把握し、長期的なコストのイメージを持つようにしましょう。

導入後のサポート体制で選ぶ

カシメ機を選ぶ際には、導入後のサポート体制も非常に重要なポイントです。

安定した稼働を維持するためには、メンテナンス体制が充実しているメーカーを選ぶことが大切です。定期点検の有無、部品供給のスピード、修理対応の早さなどは、稼働停止のリスクを最小限に抑えるうえで大きな差になります。

また、操作トレーニングやトラブル時の技術サポートが整っているかも重要です。初めてカシメ機を導入する場合、操作に慣れていない作業者向けの研修があるかどうかで、立ち上がりのスピードが変わります。

さらに、同業他社での採用実績があるかといった点も、安心材料となるでしょう。

カシメ機(リベッティングマシン)の種類別の導入時のポイント

カシメ機の種類ごとに、導入時に注意すべきポイントは異なります。

スピンカシメ機とプレスカシメ機という代表的な二種類では、操作性や設置環境、安全対策などで押さえるべき事項が変わってきます。

以下に、共通のポイントとそれぞれの種類に応じた導入時の留意点を整理しました。

  • 共通の導入時ポイント
    • 実機によるテストカシメを実施し、品質を事前に確認する
    • 消耗部品の供給体制を確認し、安定的な調達ができるようにする
    • 保証内容を確認し、万が一のトラブルに備える
  • スピンカシメ機の導入時のポイント
    • 回転速度・加圧力の調整範囲の確認する
    • 可動部品の加工後における動作検証をおこなう
  • プレスカシメ機の導入時のポイント
    • 騒音・振動が大きくなるため、防音・防振対策を実施する
    • 高速加工に対応するため、安全柵などの安全対策を整備する

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スピンカシメ機の導入なら弘機商会にご相談ください

カシメ機にはさまざまな種類があり、それぞれに異なる特徴を持っています。自社で加工する製品の特性や作業環境、コストなどから選ぶのはもちろん、メーカー選びも重要です。

弘機商会は、スピンカシメ機の製造販売をおこなっております。自動制御ができ作業を効率化しやすいサーボ式、比較的導入コストが安く消費電力が少ない空圧式の双方を取り揃えており、ご要望に適した種類のカシメ機をご提案することが可能です。

導入後も、定期メンテナンスや万が一の不良の際にも迅速にスタッフが駆けつけます。

どの種類のカシメ機を選べばいいかわからない、サポートの充実したメーカーを選びたいという事業者様は、弘機商会へご相談ください。

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