
リベット打ちにカシメの自動機を導入するメリット
リベット打ちにおける自動機とは、金属板や部品をリベットで締結する工程を自動化する装置のことです。
「リベット」とは部材の締結に使う金属製の部品そのものを指し、そのリベットを用いて部材を締結する加工工程を「カシメ」または「リベッティング」と呼びます。この工程を自動化する機械が、カシメの自動機です。
カシメの自動機の導入には初期投資が必要ですが、生産性の向上と品質の安定化によるコスト削減効果は大きく、多くの製造現場でリベット打ち工程の自動化が進んでいます。
ここでは、リベット打ちの工程に自動機を導入する具体的なメリットを詳しく見ていきましょう。
生産性が大幅に向上する
カシメの自動機は、手作業と比較してリベット打ちの処理スピードが高く、生産性の大幅な向上が可能です。
手作業では熟練の作業者でも一分間に数個程度のリベット打ちが限界ですが、機種にもよるものの自動機を使用すれば一分間に数十個から数百個のカシメ加工が可能になることもあります。
また、カシメの自動機は作業者が疲労することなく連続して稼働させられるため、休憩時間や交代要員を考慮する必要がありません。
とくに大量生産をおこなう製造現場では、リベット打ち工程の時間短縮効果が積み重なり、トータルの生産数を数倍に引き上げられるケースも珍しくありません。
人手削減と属人化の解消につながる
カシメの自動機の導入により、リベット打ち工程における作業者数を削減しつつ、品質を一定に保つことが可能になります。熟練の作業者の感覚に依存していた手作業でのカシメ強度や位置決めが標準化されるため、作業者のスキル差による品質のばらつきも防ぐことが可能です。
カシメの自動機は、少ない人員でリベット打ちをおこなえるため、人件費の削減にもつながります。人材不足の影響を受けにくくなり、作業者の負担も軽減されます。
自動機の導入で浮いた人員をほかの付加価値の高い業務に回せるようにもなり、工場全体の生産性向上が期待できるでしょう。
リベット打ちにカシメの自動機を導入する際の課題
リベット打ちに使われる自動機には多くのメリットがある一方で、導入前に把握しておくべき課題や注意点も存在します。
とくに多くの事業者様が懸念されるのが、自動機の導入時や定期的なメンテナンスにかかるコストです。
自動機の操作やトラブル時の対応には一定のスキルが求められるため、オペレーターの教育期間も必要です。
弘機商会では、このようなリベット打ち工程への自動機導入に関するお悩みにお応えしています。導入後のサポートも徹底しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

リベット打ちにカシメの自動機を導入する際の選び方
カシメの自動機は、機種によって対応できるリベット径や材質、カシメ方式などが異なります。単にコストや処理速度だけでなく、自社のリベット加工の特性や生産条件に合致するかを総合的に検討することが大切です。
以下のポイントを確認したうえで、リベット加工に用いる自動機を選びましょう。
- 製品と工程の要求はどういったものか
- 仕様の要求を満たす仕上がりが得られるか
- 導入後のサポート体制が整っているか
ここでは、それぞれの選定ポイントについて詳しく解説します。
製品と工程の要求を明確にする
カシメの自動機を選ぶ際は、まず対象の製品とリベット加工の工程の要件を明確にしましょう。おもに以下のような条件を具体的に整理しておくと、自動機の選定もスムーズに進みやすくなります。
- リベットの種類やサイズ
- リベットを打つ製品の板厚や材質
- 要求されるカシメ力
- 一つの製品を製造するのに必要な時間
- 生産数量
- 作業環境(温湿度や粉塵の有無など)
これらの要求仕様が曖昧なままでは、メーカーも適切な自動機の提案ができず、後のトラブルにつながりかねません。現行の製造ラインとの連携や将来的な拡張性も含め、リベット打ちの工程における要件を整理しておくことが大切です。
製品要求を満たす仕上がり品質が得られるか
カシメの自動機の導入前に、実際の製品を使ってテストし、仕上がりの強度や外観、品質のばらつきなどを確認することも大切です。
カタログのスペックでは問題なくても、実際に自社の製品で試してみると、求める品質基準を満たせないことが発覚するケースもあります。とくに大量生産をおこなうラインでは、わずかな不良率の上昇でも大きな損失につながるため、自動機の導入前の検証が欠かせません。
リベット加工のテストを通じて不良率や連続稼働時の安定性を確認しておくことで、自動機の本格導入後に「思ったような品質が出ない」といったトラブルを未然に防ぐことが可能です。
弘機商会では、カシメの自動機の導入前に必須ともいえるカシメテストに対応しております。テストの流れなど、詳細は以下のページもご覧ください。
導入後のサポート体制が整っているか
導入後、カシメの自動機を長期的に安定稼働させるには、メーカーのサポートが欠かせません。実際にリベット加工に自動機を導入すると、さまざまなトラブルが発生する可能性があります。
とくに以下のような要素は、自動機の運用の信頼性を大きく左右するので、メーカー選びの段階でよく確認しましょう。
- 不具合が発生した際の対応スピード
- 定期メンテナンスの実施体制
- リベットなどの消耗品や交換部品の供給体制
- 操作トレーニングの対応有無
- 技術サポートの充実度
リベット加工の品質と生産性を長期的に維持するためにも、サポート力を含めて総合的にメーカーを選ぶことが大切です。

カシメの自動機なら弘機商会にご相談ください
カシメの自動機は、リベット打ち作業の効率を高めるだけでなく、人材不足の解消や作業者の負担軽減にもつながります。
カシメの自動機にはさまざまな種類があり、使用するリベットの種類や対象製品、作業環境によっても適切な機械は異なるため、製造や販売の実績が豊富なメーカーに相談することがおすすめです。
弘機商会は、創業より80年以上、カシメの自動機の製造販売をおこなってきた実績があります。なかでも対象製品への負担が少なく、カスタマイズ性の高いスピンカシメ機を専門としており、さまざまなリベット加工に関するニーズにお応えしてきました。
カスタマイズやメンテナンスなどにも専門知識が豊富なスタッフが迅速に対応いたしますので、カシメの自動機に関するお悩みは以下よりお気軽にお問い合わせください。
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